自分のなかに歴史をよむ
![]() | 自分のなかに歴史をよむ 阿部 謹也 (1988/03) 筑摩書房 この商品の詳細を見る |
【感想】
「解るということはそれによって自分が変わるということでしょう」
この本は、なにかを研究する学者を志すものに向けた、著者なりの哲学書といえます。
「どんな問題をやるにせよ、それをやらなければ生きてゆけないというテーマを探すのですね」
著者はこの言葉をある有名な学者から聞き、自らもそれを捜し求めようとします。
何かを研究するためには、その対象の過去を知らなければならない。
では過去とは何なのでしょうか。
過去や未来というのは、現在を規定することで生まれる概念です。
では、現在とは何なのでしょうか。
現在の定義とは人それぞれです。どこから現在が始まったのか、近代とは、そして過去とは。
これを見つけなければ、研究は始まりません。
さらに、自分だけが思っているような、現代の定義を使用してしまうと誤解が生じます。
必ず、その対象物の過去を知らなければなりません。
このようなことをまぁだらだらと書いてあります。
小学生ぐらいが読んで感銘を受けるべき本であって、それ以上では読む価値はないかもしれません。
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