盲点力
![]() | 盲点力 --- 人が見えないところを見る力 多湖 輝 (2004/03/26) 新講社 この商品の詳細を見る |
【感想】
人間の目には構造的に、盲点と呼ばれるものがあります。
外から入ってきた光がその盲点へと結ばれた場合、われわれの脳はそれを感知することができません。
では、それをどう補っているのでしょうか。
それは、「別の目線」であり、つまり「もう片方の目」です。
お互いの違う目線で盲点を補いあっています。
それが、日常生活における盲点にも同じことが言えます。
われわれは大人になるにつれて、周りのことを理解していると錯覚していきます。
錯覚、というのは、実際「理解していない」ということで、大人になったところで、子どもの頃の理解に比べた成長は微々たるものです。
その錯覚をおこしてしまうのは、つまり盲点による作用です。システマチックな型どおりの生活をするにつれて、余計なものを脳が切り捨てていきます。
視野を狭くする分、世界を把握していると勘違いしてしまうのです。
そしてその居心地のよさから、馴れ合いが生まれ、そして井の中の蛙となり、盲点の悪循環となります。
それを防ぐために、その盲点を補う「盲点力」が必要になります。
それはとにかく自分の考えとは逆のことを立ち返って考えてみることに尽きます。
型に縛られた考えを払拭することが、盲点力へと繋がるのです。
【印象に残ったセリフ】
通勤途中、通学途中、風景の中で何か新しいものを一日に3つ見つけましょう。
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