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ザ・マインドマップ

ザ・マインドマップ ザ・マインドマップ
バリー・ブザン、トニー・ブザン 他 (2005/11/03)
ダイヤモンド社

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【超簡単なあらすじ】
脳の創造性を妨げる障害を取り除き、無限な思考へと繋げるための根本的な考え方、特にノートに「マップ」を作ることで多角的な発想をもたらすぞー、というお話。

【感想】
マインドマップというタイトルのように、マップのようなノートの取り方を基本として身につけることで、思考についてもマップ的要素を持った思考を持つようになるというものでした。

マインドマップを簡単に説明すると、真ん中にあるテーマを用意し、そこから連想するイメージを放射上に樹上的な広がりを持たせて、単語を膨らませていくというものです。よって中心から外側へ向かって多角的に連なっていくマップが出来上がってきます。

この方法を最初にみたとき、私は地球を思い出しました。地球は中心に引き寄せられ、それが360度から全体に集まってほぼ球状の形をなしています。
そもそも、「円」というものは、中心点からの距離が等しい点を結んだときの線をあらわしたものです。
つまり、球体であることは、中心からの距離が極力近いものを集めたものであるということがいえます。

マインドマップも同じです。中心から広がることで、一番外側にあるもの全てが、同様に中心に近いということで、リンク性のあるマップが作られます。また、広がっていく途中のイメージも中心と外側とのつながりだけでなく、横にあるイメージとの連携も生まれてきます。(同心円状のリンクができるという意味)
普通、ノートをとるときは、直線上に書くため、最後の文と、最初のテーマとなる文が遠い位置にあり、つながりが失われています。これが思考のふくらみを阻害している要因だといわれているようです。
また、マインドマップは「図」も加えます。これにより、「言葉」からのイメージだけでなく、「図」としての形からのイメージも膨らみ、さらに多くの連想が生まれてくることになります。

この無限ともいえる膨らみを持つマインドマップを書く癖をみにつけることで、それが脳の思考の放射的創造性を生み出そうというものです。

特に重要なのは、脳の中のニューロンは、このマインドマップのように、様々なニューロンとの繋がりを持っています。それは、ひとつのニューロンが10の28乗ほどのニューロンと繋がっているという事実にも合致します。
脳自体がこのような多様的連携を持っているのですから、マインドマップという思考技術は、理にかなった方法なのです。

今までありがちだった、「脳を使う」という発想書物とは違って「脳の発想の邪魔になるような、ノートの取り方をやめる」ことで、「脳本来の自由な発想を取り戻す」という興味深い本です。

まるで多方向にのびる木を見ているかのようなマップです。一本でも上に向かって大きな樹上的広がりを持つ木が、多方向に伸びるというのを想像すると、それはとても大きな広がりを持つのは間違いありません。

【関連】
書籍「自分を天才だと思える本」

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